2019/11/01
こんにちは!デザイナーniidaです。
今回はちょっとだけ紙のお話。
印刷物をデザインするときに、一番楽しみにしているのが紙選び。
紙の種類によって単価が変わってくるのですが、
クライアントさんから『GO!』が出て、
普段高くて使えない紙を選べるときは
やっぱりテンションが上がります!(^^)!
↓クラフト紙×白インク(シールデザイン/吉岡)
通常、私たちの周りにあふれている印刷物の紙の種類は、大まかに分けて以下の通り。
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☞コート紙…新聞折込チラシに多い、ツヤツヤした紙のこと
☞マットコート紙…パンフレットやリーフレットに多い、ツヤ感が抑えられた紙のこと
☞上質紙…コピー用紙のような、鉛筆でさらさら文字が書ける紙のこと
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目的や用途によって使い分けます。
きっとデザイナーさんは皆さんそうだと思いますが、
デザインするときに特に気を付けているのは色味。
PCのディスプレイで見たときと、インクジェット(レーザー)で出力したとき、
そして実際に印刷したとき。
紙の種類によって違う色味をあらかじめイメージしておきます。
また、黒一色を使うときは、
広くベタが使われているパンフレットなどの場合、
☆彡リッチブラック☆彡を採用します。
リッチブラックとは、CMYKの掛け合わせを
(C…60%、M…40%、Y…40%、K100%)に設定。
※C…40%、M…40%、Y…40%、K100%の場合もあります。
スミベタ(K…100%)よりも美しくしっとりした締まりのある黒に仕上がります。
※名刺などの小さい文字を使っている場合はおすすめしません。
最近はネット印刷を使うことが多くなりましたが、面白い印刷を得意とする会社があって、
サイトを見ているだけでわくわくします( ^)o(^ )
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*レトロ印刷さん*
昭和レトロな紙を揃え、インクも遊び心たっぷり
https://jam-p.com/insatsu/
撮影/ハリネズミ
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*HAGURUMAさん*
封筒やレター、タグなどを得意としています
https://www.haguruma.co.jp/store/
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*活版印刷さん*
小さなカードからオリジナルレターセット(超かわいい♡)まで幅広く物販を展開
https://cappan.co.jp/
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すっかり秋になりましたが、そろそろ年賀状の準備を意識し始めるころ。
今年はちょっと趣向を凝らして、目を引くデザイン&印刷はいかがですか?