2018/03/09
こんにちばんは遠藤です。
WEB業界に入って良かったな~と思うことの一つに「効率よく知識を吸収する方法が自然と身に付いていた」ということです。良いWEB制作をする上で最低でも下記の情報収集が求められます。
1.業界の事を知る
2.クライアントの情報を知る/体験する
3.ライバル企業の情報を知る
4.エンドクライアントの情報を知る
良いアウトプット(制作)をするには良いインプットが必要だと考えているのでどれほど効率よく知識を吸収できるかが大切だと(勝手に)思っています。昔は「ガンガン営業をする」ことが大切だったかもしれません。
しかし、今は商品の背景を伝える事が大切になっていると感じませんか?
例えば僕がスーパーで果物を売る担当でリンゴを売ることにしましょう。
1.りんご業界について知り
2.生産者の情報を集め、ライバルを調べ
3.実際に食べてみて
4.リンゴの種類を調べ
5.食べた人のことまで知る。
効率よく知識が吸収できれば、店頭にある果物全て覚えれます。生産者の方でもライバルや食べた人のことまで調べていないことも多いかと思います。だって面倒ですよね…しかし、この一手間が長期的に見れば凄いパワーを発揮してきます。
比較してみましょう
商品についての知識がない場合はこのようになると思います。
逆に商品についての知識があれば、色々な情報を伝えれます。
どっちを買いたくなりますか?僕はリンゴについて詳しそうなB君を信頼して買ってしまいます。「信頼して買う」ということが起きると素晴らしいことが起きます。B君はリンゴだけではなく他の果物も売れるようになるんです。
つまりアンジャッシュの渡部さん状態!
果物のリピーターも増え、固定費は削減され、結果的にスーパーの利益に長期的に繋がります。つまり大量の知識を効率よく吸収するということは凄いメリットがあります。
WEB制作もお客様の情報を伝えるために、短期間で効率よく、かつ大量の知識を吸収することが日々求められ努力しなければいけません。そして努力していることが役にたつのでは?と思ったのでご紹介します。
効率よく知識を吸収する3STEP
1.キーワードを抜きだす/繋げる
2.数を減らす
3.復習する
順に説明していきます。ハジメクリエイトを例としてやってみます。
STEP1-1.キーワードを抜きだす
まずは覚えるキーワードを抜き出していきます。(箇条書きでOK)最初は情報がバラバラになっていると思います。
STEP1-2.キーワードを繋げる(グループ化)
脳科学の論文を読んでいて役に立ちそうなことが書いてありました。
『脳はネットワーク形式でしか記憶を保持できない特徴がある。』
つまりステップ1ではキーワードがバラバラになっていて覚えることはできないらしいです。バラバラな知識は保持できないので繋がりをつくります。学生時代の勉強は繋がりがないから忘れるんですね…
整理してみるとこんな感じ
ずいぶん整理されましたね。
STEP3.数を減らす=見出しだけ覚える
覚える量が多いとそれだけで萎縮してしまいますので、見出し(カテゴリ)だけを覚えます。
ハジメクリエイトは人とコンピューターを繋ぐために「ホームページ制作」「WEBシステム開発」「ECサイト構築」をしている。その他にも「厚生町ビジョン」や「印刷物」や「撮影」もしてるんだな~。
見出しだけだとあまり苦労せずに覚えれると思います。
その次は箇条書きの所を覚えていきます。箇条書きを覚える時のポイントは
順番をつくる
ということです。思い出しながら喋ってみて出てきた(頭に浮かんできた)順に並べ変えます。頭に浮かんだ順番が自分の頭にとって効率的みたいです。
STEP4.復習する
順番が作れたら何度か復習をします。復習を効率的にするために「順番をつくる作業」が本当に大切らしいです。(元東大助教授の方に教えてもらいました。)
なんと、彼等は3年間分の復習を3日とかでしてしまうらしいです( ;∀;)凄
僕らとの違いは「数を減らして圧倒的な量を効率的に復習している」ということでしょうか。繰り返す度に復習の時間は圧縮されていきます。
復習のタイミングとかはマニアックになるので割愛します。(参考:エビングハウスの忘却曲線)1ヵ月 3回復習したらほぼ定着するようですね。
….
長々と書きましたが
1つだけ大切なことがあるとすれば
『繋がっていないと覚えられない』
ということです。
僕は以前、繋がりを応用して円周率200桁を覚えたことがあります。(復習してないので忘れましたが^^;)一見、不可能に見えますがマジックと一緒でタネが分かると思った以上に簡単です♪
これを活かして記憶に残るホームページ導線設計をしたいものです(^^)/