2017/12/08
こんにちは、さかたです。
先日参加したセミナーでフォントについて話している方がいました。
さまざまなフォントがある中から内容にあったものを使い分けることによって、文章に感情が入ったようになるのでおもしろいですよね。
私は特に「A-OTF教科書」が好きなので、よく使います。
ここで、ふと思いつきました。
オリジナルのフォントがほしい。
自分が書いた文字がフォントとして使えるのってワクワクしませんか?
使い道は思いつきませんが、とりあえず欲しい。
なので、今回はさかたオリジナルフォントを作ってみたいと思います。
とは言え、フォント作成に費やす時間とお金はないので、「Calligraphr」というフォント作成ツールを使います。
【Calligraphrとは】
無料でオリジナルのフォントが作れるWebツール。作りたい文字を選ぶ→書く→データをアップロードで、簡単にフォントが作れてしまう。
①まずはサイトにアクセスしてアカウントを作成
英語ばっかり…。
私の中1レベルにも満たない英語力では理解できないので、Googleに翻訳してもらいながら進めます。念のため、画像には翻訳した文章&自分なりに噛み砕いたものを書いています。
「GET STARTED FOR FREE」ボタンをクリック。
必要事項を記入して「SUBMIT」をクリック。入力したアドレス宛にメールが届きます。
そのメールに記載されてあるURLにアクセスしてアカウント作成は完了です。
ちなみに、テスト版のフォントを作成する場合は、1つ前の画面の「QUICK TEST」ボタンから進めていくと手軽にフォントができちゃいます。
②テンプレートを作成してダウンロード
URLにアクセスするとこのような画面が表示されます。左上の「TEMPLATES」ボタンをクリックし、テンプレート作成画面に移動します。
左側のパネルにはテンプレート一覧が表示されています。
とりあえず、英語と数字を選びました。
いらない文字は、文字自体をクリックで削除できます。
毎回「この文字消す?」と聞かれますが、チェックボックスにチェックを入れて「DELETE」ボタンをクリックすると聞いてこなくなります。
※ちなみに、無料版では75文字しかフォントを作れません。75文字以上のフォントを作成するには、アップグレードが必要です。
文字が決まったら「Download Template」をクリックしてテンプレートをダウンロードします。テンプレートはPDFかPNGが選べますが、今回はPDFにしました。
③文字を書く
テンプレートをダウンロードしたら、それぞれの枠内にひたすら文字を書いていきます。ペンタブで書いてもOKですが、手元になかったので印刷して太ペンで書きました。
これをスキャンしてPDFデータを作成します。
④データをアップロード
「MY FONTS」ボタンをクリックすると、少し下に「Upload Template」ボタンがあります。これをクリックし、ファイルを選択してPDFをアップロードします(少し時間がかかるかもしれません)。
アップロードした文字を確認して、問題が無ければ「ADD CHARACTERS TO YOUR FONT」をクリック。これで文字を読み取って自動的にオリジナルフォントを作ってくれます。
⑤フォントをインストール
ここまできたら、あとはインストールするだけです。
「Build Font」ボタンをクリックし、好きなフォント名を決めてインストール!フォント名はさかたのちゃら字なので、「Sakatachara_vol1」にしました。
これで作業は終了です!
今回は読み解きながら進めましたが、使い方さえ分かれば30分未満でオリジナルフォントが作れると思います。ぶっちゃけブログを書く方が時間かかりました。
さっそくSakatachara_vol1を使ってみましょう。
おおおおお…、使える。普通に使える。
1つずつの文字をこだわって作れば、無料で使用頻度が高いフォントもできますね。絵文字フォントを作成するのもアリだと思います。
オリジナルフォント第一弾完成記念に、内海宛に手紙を作って机に置いときました。今、一番気になっている案件についてです(文章が正しいかは不明…)。おそらく手紙のおかげで、この緊急案件も進んでいくでしょう。
みなさんもオリジナルフォントを作ってみてはいかがですか?
それでは、また!