メルマガ MAIL MAGAZINE

【2023年10月号】空が澄み清々しい秋を…

＊2023.10.23 配信＊
メルマガ2023年10月号

空が澄み清々しい秋を感じる頃となりました。

ひんやりとした空気のこの季節、キンモクセイの香りに「秋がきたって感じ～⤴︎」なんてことを思います (⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

今年もあと3ヶ月・・いやぁほんっと1年の早いことったらありゃしませんねっ！！！

と、ついいつも同じことを書いてしまいますが、『ジャネの法則』によるとアラ◯◯◯の私にとってはそりゃそーなります苦笑

ジャネの法則（※ジャネーの法則とも表記する）

ジャネの法則は、主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。

簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。

よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の人間の1日に当たることになる。

（ジャネーの法則-wikipedhia）

でもジャネの心理説に反して「私はきっと毎日が充実してるから1年が早く感じるんだろうなぁ♡」なんてポジティブに考えたいアラ◯◯◯の私・・

言ったもん勝ち？楽しんだもん勝ち？？精神も結構大事だと思います…！笑

＼3年目の新卒採用活動で学んだこと／

10月下旬になりました。

「就職」という進路に向けて採用試験を受けた高校生や大学生等は、大半の方が卒業後の就職先が決まっている頃でしょうか (´◡`)

皆さまの会社では新卒者の採用活動をされていますか？

弊社では3年前から募集を始め、当初は高卒のみでしたが今年度からは大卒等の求人募集も始めました。

・・がっ！？募集活動を始めて1・2年目は問い合わせすらゼロだった弊社↷

ですが3年目となる今年は3人の高校生が職場見学に来てくれ、そのうち1人から応募があり面接を行いました✧

また専門学校生からの応募もあり、その方は来年度からハジメクリエイトに仲間入りする予定になっています (o^^o)

今回はそんな弊社の新卒採用活動について、特に高卒求人について取り上げたいと思います。

小規模企業向けのお話にはなりますが、皆さまの採用活動のヒントになれば幸いです…！

まず、下記は厚労省の【新規学校卒業者の採用に関する指針】の一部です。

この①～③は求人募集をするにあたり結構重要であり、基本だと思うので再認識が必要です。

※新規学校卒業者の採用に関する指針（厚生労働省）

例えば弊社の場合、中途採用では全職種の募集をしていますが、新卒での募集はアシスタントディレクターのみです。また中途採用でも職種によっては経験者のみのハードルの高い募集内容にしています。そんな風に「自社の必要とする人材について明確に」しています✧

なーんて、しっかりやることをやっているようなことを書いていますが、実は弊社の新卒求人募集の活動は・・・

▶ 1年目：職安に求人票を公開したのち、Webに関する専門科がある2つの高校に直接ご挨拶に伺いました。

▶ 2年目：求人票を公開したのち、1年目にご挨拶に伺った学校さんに郵送で求人票を送っただけ。

▶ 3年目：今年は郵送すらせず公開しただけで放置でした。。f^ ^;)

それでも3校からの問い合わせがあったのは、先月の「しんきん合同ビジネス交流会」で機会がありお話をした商業高校の先生曰く『相当稀なこと』だったようです苦笑

ではなぜ稀だったのかというと・・・

･･････････････････････････････････

▼ 進路指導の先生から聞いたお話

・求人票は郵送や持参で受け取ったものをファイルに入れて生徒に閲覧させる

　→ 『高卒就職情報WEB提供サービス（※）』にログインして探すことはほぼ無いので、サイトに掲載しているだけでは先生＆生徒さんの目に止まることは無い（生徒からやりたい仕事で要望などがあった時くらいしかログインしない）

　※高卒就職情報WEB提供サービス･･･高等学校就職担当の先生方に、全国労働局管内の求人情報を提供している厚労省のサイトです。毎年度変わるIDとパスワードは就職担当の先生方専用なので、企業や一般の方は閲覧することができません。

　
・求人票を持参してくれて直接話をした会社や、毎年求人募集をしている会社を先生は勧める

　→ どんな会社か、どんな仕事か、どんな子に向いているか（適性）がわかるから

　→ 新卒（しかも高卒）なので先生もかなり慎重に精査するため、仕事内容や社風がわからない会社は勧めない

▼ 進路指導の先生からアドバイスされたこと

・郵送でもいいから紙で届けばファイルに入れて生徒の目に留まる

　→ それを見た生徒が興味をもてば会社に問い合わせをして話を聞くこともある

（弊社の場合）

・「Webアシスタントディレクター」といわれても全然わからないから「未経験可」でも生徒に勧めるのは躊躇する

　→ パッとイメージで、Webの会社＝うちにはデザイン科は無いしなぁと思うらしい…

･･････････････････････････････････

という感じで、ただ職安に求人票を提出して公開するだけでは先生・生徒さんの目にとまることは無く、せっかく時間をかけて募集を行ってもあまり意味を成さないようです。

・・・そうなると、弊社の場合今年は郵送すらしていないのになぜ問い合わせがあったのか気になりますよね？？

それは『生徒からやりたい仕事で要望などがあった』ので、先生が検索して弊社求人票を見つけてくれたからだそうです (〃∇〃)ﾉｼ

内定が決まっている専門学校生は四国からの応募で、自ら求人サイトで見つけて応募してきてくれました。高校生も1人は四国からで、「岡山県で就職したい！」と先生に相談したことで弊社の求人票がヒットしたようです。この2人は岡山県にご親戚がいるそうで、岡山に来たことがある・親戚がいるからちょっと安心…という経緯だったようです。

それから通信制高校からの子が1人。その子自体は岡山県在住ですが、学校が関西なので先生に相談して探してきてくれたそうです。そしてもう1人は「しんきん合同ビジネス交流会」でお話をしたことがきっかけで学校さんに求人票をお送りして問い合わせに至りました。

そんなこんなで今年は計4校の先生とやり取りをさせていただき、弊社としても今後の採用活動に活かすことのできる学びをたくさんいただきました。この3年間の経験を活かし、来年度も計画的に新卒採用活動を行おうと考えています✧

いかがでしたか？

最後に弊社採用面接を受けてくれた高校生の進路担当の先生からいただいたメールをご紹介したいと思います。

弊社では中途・新卒に関わらず、不採用通知にほぼ必ず【選考理由】を記載しています。特に新卒・第二新卒向けには一般的なお祈りメールで終わらせることはしていません。それは、就職・転職活動をする方に「なぜハジメクリエイトでは貴方を採用出来ないのか」をきちんと伝えることが大切だと考えているからです。

この先生からのメールを読んで、面接結果で残念ながら不採用とした場合でも、その理由をきちんとフィードバックしてあげることって大切なんだなぁと実感できました ( ´ー`)゛

－某高校の進路指導の先生からいただいたメールより－

この度は誠に残念な結果となりましたが、面接の機会をいただき、また不採用理由も丁寧にお伝えくださり大変ありがたく感じております。
生徒には今回の経験を糧にして前に進んでもらいたいと思っております。

（中略）

高卒求人では生徒にマッチする求人探しがなかなか難しいなと感じております。

（中略）

普段の面談を手掛かりに、職場見学の生徒の感想と求人票から見出せる採用の条件を吟味し最後は生徒に選考企業を決定させています。

だからこそ御社のように不採用理由をはっきりと開示してくださるのは珍しく、とても感謝しております。

これまでの人生よりもこれからの人生の方が長い子どもたちにとって、今経験している一つ一つが決して無駄にはならないはずですので（子ども自身はすぐには気づけないと思いますが）、まずは大人が子どもを信じて伴走者として私も精進したいと思います。

今回の高校生の場合、フィードバックをしてあげることで先生はその後のアドバイスがしやすくなり、生徒さんも次へと進むきっかけになるかもしれません。そして会社にとっても「うちはこういう人材を求めています」ということを学校さんに知っていただけ、翌年以降の採用活動に繋がるかもしれません。

自社にとっては「求める人材」の再確認、応募者にとっては・・特に初めて就職活動を行う新卒求人者には、「不採用」…完！ではなく、不採用という事実に凹むことなく次に進むための後押しになればいいなと思います (´◡`)

でも、まぁとはいえ・・・

応募者の一人ひとりにフィードバックをしてあげるという行為は、弊社のように1～数人程度の採用数に対する応募人数だからできることであり、毎年たくさんの応募者がある大きな企業ではなかなか難しいかもしれません。でももし少しの余裕があれば、ちょっとひと言を添えてあげることで（言葉が悪いかもしれませんが）自社のイメージアップ＝採用活動にも繋がると思いますので、参考にしてみていただけると幸いです (⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)